石垣~那覇間9400円!でもその仕組みは…

よん

2012年02月01日 23:21

JTAおよびANAは航空運賃の引き下げを発表しました。
発表によると4月1日より、例えば石垣~那覇間だと現行1万5600円が9400円に値下げされるようです!

日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日空(ANA)は1月31日、4月1日から離島割引の運賃を引き下げると発表した。石垣~那覇間で両社とも現行1万5600円から9400円に変更する。
JTAは那覇~久米島・石垣・南北大東・与那国、石垣~与那国・宮古など計9路線。4月1日から9月30日までの搭乗分で那覇~石垣は9400円(ピーク期9700円)、石垣~宮古4900円(同額)、石垣~与那国4900円(同額)、与那国~那覇は1万2900円(同1万3300円)となる。与那国~那覇は小児普通運賃、往復割引も対象で、それぞれ1万1100円(同1万1700円)、1万9000円(同1万9900円)に下がる。
- 2月1日の八重山毎日新聞より -

八重山毎日新聞の記事によると、昨年末に政府によって方針が固められた来年度当初予算案に含まれる沖縄一括交付金1500億円を活用した事業とのこと。
県が4月から予定している一括交付金の活用事業を前提に対応するもので、両社は同日付で国交省に変更届け出を行った。割引率は普通運賃から59%、現行離島割引から40%。いずれも2月1日購入分から適用される。長年の懸案だった航空運賃の低減問題は、2012年度から創設される一括交付金を活用した事業で実現する見通しとなった。
- 2月1日の八重山毎日新聞より -

航空運賃の割引は利用者にとってありがたいですけど、恒久的な値下げにはならない感じですね。
また政府と沖縄県との駆け引きの産物と思うと複雑な気持ちでもあります。

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