甕一号仕次ぎ式 2007
2004年に甕に移し換えて大切に育ててきたお酒です。
今日は年に一度の仕次ぎの日。
少しだけ若いお酒と入れ換えることで熟成を促してあげます。
そしてもちろんお楽しみの味見です(熟成具合を確かめる重要な作業)。
香りがだいぶ薄まり、口に含んだ瞬間も控えめな軽い感じでした。
でもすぐに豊かな醇が広がり、確実に年月を刻んでいることが分かります。
泡波は複雑に絡み合う甘さと包み込むような柔らかさが印象的ですが、3年寝たことで熟成した旨味とはっきりとした力強さが加わり、後味を濃厚なものにしています。
また1年間すくすくと育ってくださいませ!
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